子供を自然の中で遊ばせたいけど、どこでどんな遊びをさせたらいいの?都心部で子育てをしていると、そんなことで悩む方もいるのではないでしょうか。
今回は江東深川地区近隣で最も自然豊かな場所であろう木場公園で、季節に応じた自然に触れ合う遊びをご紹介します。
虫取り
木場公園全体で虫が見つけられると思いますが、特に南側エリアのマップ星印の場所には花や草の種類が多く、たくさんの蝶々や虫がいる印象があります。
特に、春頃から夏にかけて公園には多くの虫が姿を見せ、公園内では虫取り網を持った子供たちが虫をおいかけています。
筆者が見かけたことのある虫は、蝶、バッタ、カマキリ、セミ、てんとう虫、蜂あたりでしょうか。虫ではないですが、雨のあとにはカタツムリもいますし、1度だけ蛇も見たことがあります。
図鑑でしか見たことのない虫の実物を見つけて捕まえるという、子どもにとっては楽しく学びになる経験になると思います。
お花鑑賞
木場公園では季節に合わせたお花が植えられた花壇がいくつかあります。
特に公園南側の植物園、噴水広場前の階段と広場、公園北側と南側を隔てる川沿いにある大花壇のお花は数も種類も多くオススメです。
花壇にはたくさんの種類の花があるので、子供用のカメラを使って花の写真を撮り、家に帰ってから撮った写真の花がなんていう名前かを図鑑で調べたりすると学びにもつながるので、オススメです。
また園内にはタンポポも点在しています。小さいお子様はタンポポの綿毛を探して、吹いて遊ぶなどでも楽しめると思います。
ザリガニ釣り
木場公園の南側、緑化植物園に併設されている池でザリガニ釣りができます。
ザリガニ釣りは、例年、暖かくなる6月頃から釣れるようになります。
必要になるのは、スルメのような餌となるものと釣り糸となるタコ糸のような紐です。竿はあった方が釣りやすいかもしれませんが、手で直接釣りをしてもよいですし、現地で調達できる木の枝でも十分代用できます。
実際に、ここでザリガニ釣りをしているときに一緒に釣っている方にアドバイスをいただいたのですが、餌になるスルメは、固いタイプのものよりも、ある程度柔らかいソフトさきイカのようなタイプの方がザリガニのハサミにうまくグリップし釣りやすいと思います。
釣りといっても、海や川での魚釣りはハードルが高いものです。お子様の釣りデビューに、木場公園でのザリガニ釣りはいかがでしょうか。
じゃぶじゃぶ池
木場公園北側の遊具のあるエリアの隣に、夏になるとじゃぶじゃぶ池が登場します。
2021年は、7月17日(土)〜8月31日(火)で解されていました。
水の深さはひざ下くらいまでなので、未就学児でも楽しめることができます。
清掃が行き届いていて、水もキレイなのも嬉しいポイントです。
未就学児のお子様がいて、近隣に住まれている方には夏におすすめの遊びです。
どんぐり拾い
木場公園の木が生えている至る所で、秋になるとたくさんのどんぐりが落ちています。特に歩道から入れる林になっているところには、たくさんのどんぐりが落ちています。
形や大きさも様々で、細長いものや丸々としたもの、黒っぽいものや緑色のもの、うちの子供も色々な種類のどんぐりを袋パンパンになるまで集めるのに夢中になっていました。
ちなみに、どんぐりにはゾウムシが卵を産み付けていることが多く、持ち帰った場合に虫が出てくることがあるようです。
虫が出ないような処置としては、煮沸させたり冷凍させたりといった処置が有効なようです。
また、ゾウムシは自然の中で見つけるのは、なかなか難しいようなので、あえてケースの中などで孵化させて鑑賞するというのも、テレビでオススメしているのを見たことがあります。
まあ、私はやりませんが。笑
芝生広場
木場公園南側の中央に広がる芝生のエリアです。
ここでは、シートを広げるなり、テントを張るなどして、ゆっくりと子供たちと時間を過ごしてください。
良い天気のときに、この芝生でゴハンを食べれば、コンビニのおむすびやサンドイッチも楽しい食事になります。
私のオススメの木場公園の芝生メシは、門前仲町にある和菓子屋さん「伊勢屋」の稲荷ずしとお団子です。
※なお木場公園では感染症対策で、園内での飲食を禁止する時期もありました。公園を利用する際は公園のルールや指示に従いましょう。
子供たちをシャボン玉やボール投げなどで遊ばせておいて、大人はまったり過ごすというのもおすすめです。
まとめ
木場公園は江東区でも有数の自然豊かな公園だと思います。都会に住んでていると、なかなか子供が自然に接する機会を確保するのも難しいと思いますので、今回ご紹介した季節に合わせた遊び方で、子どもが自然に接する機会を与えてみてはいかがでしょうか。
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